週末の夜のレイトショー、空いた映画館に走る。
日曜の夜の映画館はガラガラで9:00以降はプライスダウン、
とても贅沢な時間ではないかと思っている。
一人で巨大スクリーンを前で思いっきり映画の主人公になりきれる。
いくら辛きことがあろうが、憂きことがあろうが
あの空間の中では全てを忘れて映画に入り込むことができる。
この映画を作った意味やカタルシスを感じながら帰路につく。
ぐっすり眠れる。そして明日もどうにかやっていける。
ウディアレンの「それでも恋するバルセロナ」を見に行った。
ウディアレンの映画は独特のユーモアあって大好きだ。しかも音楽のセンスがものすごくいい。
今回は本人は出てこなかったけれど、独特の人間模様でいつも楽しませてくれる。
今回も、ものすごくよかった。
物語は3人の女性が一人のダメな男に振り回されるという話。
女性同士やカップルで見に行ったら、ああだこうだと言い合える作品です。
2009年6月23日火曜日
思い当たる節がある
こんな経験、ドラクエ世代だったらあるんじゃないかな。
僕もここまではないけどあった気がします。
→ゲームのデータが消えて狂っちゃってる少年
怒りの矛先をどこにもぶつけられないんだよね。
消えた物は戻ってこないし、コレが人の命とかだったら恨みようがあるのだろうけど
ゲームのデータごときでママを恨むのもみっともないこと、分かってるんだよね。
ただ狂うしかない。
僕の場合、ビックリマンシールが入っていた箱を間違って親に捨てられた時は狂いそうになりました。
僕もここまではないけどあった気がします。
→ゲームのデータが消えて狂っちゃってる少年
怒りの矛先をどこにもぶつけられないんだよね。
消えた物は戻ってこないし、コレが人の命とかだったら恨みようがあるのだろうけど
ゲームのデータごときでママを恨むのもみっともないこと、分かってるんだよね。
ただ狂うしかない。
僕の場合、ビックリマンシールが入っていた箱を間違って親に捨てられた時は狂いそうになりました。
アックスフレグランス販促サイト
自分の「香り」って持ってますか?
答えはノー。
アックスのフレグランスはCMなりWEBなり、広告のコンセプトは全て「女性が好むモテる香り」
を全面に押し出している。・・・が、どんな層が購入しているのだろうか?
もちろん、女子にモテたい高校生・大学生諸君がターゲットではあるのだろうけど・・・
この販促サイトを見ていると、
→アックスフレグランススプレーのサイト
「臭いは嫌い、いい香りは好き。」と当たり前のことを言っているはずが、
「いい香りのする男性は好き、大好きです」と告白されているように聞こえてくるから怖い。これも全て販促戦略の意図なのだろうけど。
2009年6月22日月曜日
「ルーが足りない」から始まる人間の喜怒哀楽
先日カレー屋でこんなことがあった。
僕はオーダーを済ませて、カウンター席でメニューを見ていると、
隣の中年男性が
「ルーが足りない」と女性従業員に一言。
どうやら白飯の分量に対し、ルーが足りなくなってしまったようだった。
すると女性従業員、
「ルー追加のトッピング券がございますよ」と笑顔で返答。
(「ルーを食べ過ぎてご飯があまちゃったのね(笑)」的な解釈だと思われる)
この呑気な返答が引き金となり、中年男性のスイッチが完全に入った。凄い剣幕で怒りだしたのである。
中年男性「ルーの量がご飯の比率と合ってないといっているんだ!!店長呼んでこい!(怒)」
突然、店内に響き渡る怒声。
女性従業員はというと・・・突然噴火したその声に、ハトが豆鉄砲。
僕は、その反応に一瞬吹き出しそうになった
そして、どこからともなく腰に手を当てて足早にやってきた店長。
暗雲な表情を浮かべ、これでもかと言わんばかりに謝るわ謝るわ。
必死にトラブルを抑えたいという感情が見え見えの、もはや誠意なのかどうかわからない対応で。
僕は、怒っている人の手前、謝りながらも自分でどんどん火に油を注いでいるような店長の対応にもまた、吹き出しそうになった。
その様子が申し訳ないが本当に面白かったのである。
怒っている人。驚いて慌てた人。不安そうにやってきて、とにかく申し訳ないと謝っている人。
それを見て笑いをこらえる僕。この狭い空間でこんな色んな感情の人間がが入り交じっていること。
ルーがなくなったカレー皿を目の前にして大の大人たちが、必死になってプライドをかけて立場を守っていること。
大人だから怒るのも必死・・・不条理と思いながらも立場を守るのもまた必死、笑いをこらえるのもこれまた必死。
まるで・・・喜劇じゃないか。
結局その場は、地べたに額を擦り付けんばかりの店長の対応に中年男性が折れ。男のルーのおかわりは通らなかった。
中年男性は帰り際吐き捨てるように「値段の価値はなかった」つぶやいて出ていったが、しっかり残った飯をたいらげていた。
「食べるんかい!!」である。
一連のやりとりを見ていた僕を含めたカレーを待っている人達。オーダーしたカレーのルーは明らかに増量されていた。
「ご飯一口に対するルーの分量の比率は人それぞれ、大人の対応が必要だな」と感慨深くなりながら水を手にした・・・
が、この水が本当にいけない味がしたのである。
「店頭にミネラルウォーター使用と書いてあるのに、なんだこの冷蔵庫の氷が溶けたような味は!」
沸々と怒りのようなものがこみ上げて来たが、ぐっと言葉を飲んだ。
つまり、何を感じたかというと
「結局、人間はみんな喜怒哀楽がコロコロと変わる生き物なのだ」ということ。
→カレールーの割合
僕はオーダーを済ませて、カウンター席でメニューを見ていると、
隣の中年男性が
「ルーが足りない」と女性従業員に一言。
どうやら白飯の分量に対し、ルーが足りなくなってしまったようだった。
すると女性従業員、
「ルー追加のトッピング券がございますよ」と笑顔で返答。
(「ルーを食べ過ぎてご飯があまちゃったのね(笑)」的な解釈だと思われる)
この呑気な返答が引き金となり、中年男性のスイッチが完全に入った。凄い剣幕で怒りだしたのである。
中年男性「ルーの量がご飯の比率と合ってないといっているんだ!!店長呼んでこい!(怒)」
突然、店内に響き渡る怒声。
女性従業員はというと・・・突然噴火したその声に、ハトが豆鉄砲。
僕は、その反応に一瞬吹き出しそうになった
そして、どこからともなく腰に手を当てて足早にやってきた店長。
暗雲な表情を浮かべ、これでもかと言わんばかりに謝るわ謝るわ。
必死にトラブルを抑えたいという感情が見え見えの、もはや誠意なのかどうかわからない対応で。
僕は、怒っている人の手前、謝りながらも自分でどんどん火に油を注いでいるような店長の対応にもまた、吹き出しそうになった。
その様子が申し訳ないが本当に面白かったのである。
怒っている人。驚いて慌てた人。不安そうにやってきて、とにかく申し訳ないと謝っている人。
それを見て笑いをこらえる僕。この狭い空間でこんな色んな感情の人間がが入り交じっていること。
ルーがなくなったカレー皿を目の前にして大の大人たちが、必死になってプライドをかけて立場を守っていること。
大人だから怒るのも必死・・・不条理と思いながらも立場を守るのもまた必死、笑いをこらえるのもこれまた必死。
まるで・・・喜劇じゃないか。
結局その場は、地べたに額を擦り付けんばかりの店長の対応に中年男性が折れ。男のルーのおかわりは通らなかった。
中年男性は帰り際吐き捨てるように「値段の価値はなかった」つぶやいて出ていったが、しっかり残った飯をたいらげていた。
「食べるんかい!!」である。
一連のやりとりを見ていた僕を含めたカレーを待っている人達。オーダーしたカレーのルーは明らかに増量されていた。
「ご飯一口に対するルーの分量の比率は人それぞれ、大人の対応が必要だな」と感慨深くなりながら水を手にした・・・
が、この水が本当にいけない味がしたのである。
「店頭にミネラルウォーター使用と書いてあるのに、なんだこの冷蔵庫の氷が溶けたような味は!」
沸々と怒りのようなものがこみ上げて来たが、ぐっと言葉を飲んだ。
つまり、何を感じたかというと
「結局、人間はみんな喜怒哀楽がコロコロと変わる生き物なのだ」ということ。
→カレールーの割合
Don't Know Why
前の職場でよくかかっていたなぁ。
この曲を聴くた度に色んな事を思い出して、考えさせられます。
忘れていた感情や当時の思い出も、昨日のことのように思い出せるんだから
音楽の力はやっぱり凄いなぁ。
2009年6月19日金曜日
梅佳代の写真
脱力系カメラマンとして地位を確立した梅佳代であるが、この人の写真改めて面白いと思った。
本屋で、パラパラとめくるは「男子」という写真集。「小学生の男の子=無敵」の着眼点。
この人しか撮れない写真なのだろうなと強く感じる。
写真って、その人の雰囲気だとか醸し出す目に見えないオーラ的な何かが直で反映される。
被写体と自身が織りなす空気感との化学反応的な一瞬、その中に真実が意外と隠れていたりして・・・
そんなことを考えながら
この目が何か見逃していないか考える、日常の中で自分のフィルターだけでしか物を見ていないか?着眼点を変えてみる。
・・・そういえば
以前、梅佳代の写真を職場のPCのデスクトップ画面にしていたら、「アイツは実家の犬が恋しいだろう」と言われたことがある。
別にそういう訳じゃないんだけど、それもまた自分にない2次的な着眼点で面白かった。
↓これ
2009年6月18日木曜日
おもてなしの便器
先日、とある創作料理屋のトイレで今までにない便器と出会った。
足早にトイレに駆け込んだ僕を待ってましたと言わんばかりに
便座のフタが持ち上がったのだ…しかも、とても緩やかに。
そしてなんと便器からお洒落な音楽が…。
だいたい便座のフタなんて人間何も考えずに事務的に持ち上げるのが通例だろうけど、
この一連の動きだけで「一歩、二歩も上を行くデキル便器」になるのは間違いない。
ポイントはとても緩やかにフタが上がったということ。
それは、「ハイ、喜んで!!」的な居酒屋のノリを連想させるような雑な動きではけしてなく、
丁寧に弧を描く緩やかで”おもてなし”を意識させるモーション。
…高級旅館のおかみさんが一礼して頭を上げるような、そんな感じだろうか。
音楽は流れるだけじゃない、選曲までできた。やるからには徹底するぬかりなさが光る。
優雅なトイレタイムを過ごし手を洗っていたら、鏡越しに緩やかに閉まるフタ。
…あまりにもの感動にため息混じりで写メをパシャリ!。
帰って調べたら、他にも多彩な機能を常備。
マイナスイオンが出るだとか卒倒しそうになった。最近の便器はあなどれないな。
→出会った便器:INAXのREGEO
2009年6月16日火曜日
何とも言えない気持ちにさせる顔
すっぴんへの興味
→すっぴん本音
女性にとって「化粧をすること」は社会生活上での一種のみだしなみとして位置づけられているため、すっぴんで歩いている女性はなかなか見かけない。男にはその苦労は理解出来ないし、なんだか毎日皮膚に悪いものを塗りながら一方で肌に気を遣う現実は…可哀想でもある。
しかし、強調したアイラインや桃色チーク、てんぷらを食べた後のようなリップグロスで顔面武装した女性が魅力的とされている昨今いたしかたない。でも男としては「で、本当のすっぴんってどーなのよ?」ってチラリと興味がわく。怖いものみたさ…いやいや単なる興味本位の範疇で。
もし付き合っていた彼女が使用前と使用後では全然違っていた場合、「詐欺だ!」なんて豪語するのは男の器の小さい奴が言う台詞。微笑ましく「キレイだね」と言うのが正解なのだろうか?
2009年6月13日土曜日
2009年6月12日金曜日
ボブディランのLike a Rolling Stoneの歌詞
ボブディランの名曲)
これは盛者必衰の歌ではけしてないと思う。
山あり谷ありの人生の中で「何を感じとれるか?」だ。
~ "Like a Rolling Stone"の歌詞 ~
かつてあんたは綺麗な服を身にまとってた
すべてがうまくいってたときのあんたは
浮浪者に金を恵んでやってたっけ
そうだろう?
みんな言ってなかったか「気をつけな。落ちていくだけだぞ」って
でも、あんたは冗談だと思っていた
街角をうろついてるような奴らのことを
あんたはよく笑い者にしていたっけ
今、あんたは大きな声で話さない
今、あんたは自慢しようとしない
次の食事にありつくのに、街をうろつかねばならないことを
どんな気分だ?
どんな気分がする?
家がないってのは
誰にも知られないってことは
転がる石のように生きることは
一流の学校に通っていたよね、ミス・ロンリー
でもわかっただろ、あんたはただしぼりとられていただけなんだ
誰も道端で暮らしていくことなど教えてはくれなかった
あんたは今それに慣れていかねばならない
わけのわからない浮浪者になど けっして譲歩したりしない
そうあんたは言っていたね
でも彼らの空虚な目を覗き込めば 今ならわかるだろう
彼らだってただアリバイを売ってるわけじゃないことを
そして今のあんたは 彼らに取り引きをもちかけている
どんな気分だ?
どんな気分がする?
ひとりぼっちで
向かう家もないってことは
誰にも知られないってことは
転がる石のように生きることは
手品師や道化者があんたのところにやってきて
あんたをおかしがらせようとしたとき
しかめっ面をする彼らに あんたは振り向きもしなかった
それがひどいことだって わからなかったんだな
自分がやる代わりに 他の人達にひどいことをさせていたわけさ
そうするべきじゃなかったね
あんたは肩にシャム猫をのせた外交官と
よくぴかぴかの車に乗っていた
すべてがはっきりした今 つらくないか
あいつに本当はそんな気なんてなかったんだと
ただ、あんたから取れるだけ取っていっただけなんだと
どんな気分だ?
どんな気分がする?
ひとりぼっちで
向かう家もないってことは
誰にも知られないってことは
転がる石のように生きることは
塔の上のお姫さまと綺麗に着飾った人達は
酒を飲んでいる うまくやったと思っている
素晴らしい贈り物などを 交換し合ったりしている
でもあんたはそのダイヤの指輪をはずし 質に入れたほうが良さそうだ
落ちぶれたナポレオンと 彼が言った言葉を
あんたはひどくおもしろがっていたよな
さぁ、彼のところへ行くんだ
呼んでるぜ 嫌とは言えないはずだ
なにもない時は なにも失わない
今のあんたは透明だ あんたには隠すような秘密などない
どんな気分だ?
どんな気分がする?
ひとりぼっちで
向かう家もないってことは
誰にも知られないってことは
転がる石のように生きることは
ロックとは?
→アイデン&ティティー
ロックとは何なのか?音楽のジャンル?、いや違う。魂の叫び、革命のための訴えであり、主張である。ボブディランが鮮烈に指示されたのは本物のロックがあったからだ。ラブ&ピースをオノヨーコと世界に訴えかけたジョンレノンも同様だ。伝えるための音楽でなければならない。今現在J-POPと称されるジャンルに分類される音楽の中に、本物のロックがはたしてどれだけあるだろうか。ビジネス上の商標としてぺらぺらのロックの言葉が舞っているように思う。
アイデン&ティティーはみうらじゅんが描いた本物のロックをを歌うために社会と葛藤すミュージシャンの話である。
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