2009年6月12日金曜日

ボブディランのLike a Rolling Stoneの歌詞



ボブディランの名曲)
これは盛者必衰の歌ではけしてないと思う。
山あり谷ありの人生の中で「何を感じとれるか?」だ。

~ "Like a Rolling Stone"の歌詞 ~

かつてあんたは綺麗な服を身にまとってた
すべてがうまくいってたときのあんたは
 浮浪者に金を恵んでやってたっけ
そうだろう?
みんな言ってなかったか「気をつけな。落ちていくだけだぞ」って
でも、あんたは冗談だと思っていた
街角をうろついてるような奴らのことを
あんたはよく笑い者にしていたっけ
今、あんたは大きな声で話さない
今、あんたは自慢しようとしない
次の食事にありつくのに、街をうろつかねばならないことを

どんな気分だ?
どんな気分がする?
家がないってのは
誰にも知られないってことは
転がる石のように生きることは

一流の学校に通っていたよね、ミス・ロンリー
でもわかっただろ、あんたはただしぼりとられていただけなんだ
誰も道端で暮らしていくことなど教えてはくれなかった
あんたは今それに慣れていかねばならない
わけのわからない浮浪者になど けっして譲歩したりしない
そうあんたは言っていたね
 でも彼らの空虚な目を覗き込めば 今ならわかるだろう
彼らだってただアリバイを売ってるわけじゃないことを
そして今のあんたは 彼らに取り引きをもちかけている

どんな気分だ?
どんな気分がする?
ひとりぼっちで
向かう家もないってことは
誰にも知られないってことは
転がる石のように生きることは

手品師や道化者があんたのところにやってきて
あんたをおかしがらせようとしたとき
しかめっ面をする彼らに あんたは振り向きもしなかった
それがひどいことだって わからなかったんだな
自分がやる代わりに 他の人達にひどいことをさせていたわけさ
そうするべきじゃなかったね
あんたは肩にシャム猫をのせた外交官と
よくぴかぴかの車に乗っていた
すべてがはっきりした今 つらくないか
あいつに本当はそんな気なんてなかったんだと
ただ、あんたから取れるだけ取っていっただけなんだと

どんな気分だ?
どんな気分がする?
ひとりぼっちで
向かう家もないってことは
誰にも知られないってことは
転がる石のように生きることは

塔の上のお姫さまと綺麗に着飾った人達は
酒を飲んでいる うまくやったと思っている
素晴らしい贈り物などを 交換し合ったりしている
でもあんたはそのダイヤの指輪をはずし 質に入れたほうが良さそうだ
落ちぶれたナポレオンと 彼が言った言葉を
あんたはひどくおもしろがっていたよな
さぁ、彼のところへ行くんだ
呼んでるぜ 嫌とは言えないはずだ
なにもない時は なにも失わない
今のあんたは透明だ あんたには隠すような秘密などない

どんな気分だ?
どんな気分がする?
ひとりぼっちで
向かう家もないってことは
誰にも知られないってことは
転がる石のように生きることは

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