先日、とある創作料理屋のトイレで今までにない便器と出会った。
足早にトイレに駆け込んだ僕を待ってましたと言わんばかりに
便座のフタが持ち上がったのだ…しかも、とても緩やかに。
そしてなんと便器からお洒落な音楽が…。
だいたい便座のフタなんて人間何も考えずに事務的に持ち上げるのが通例だろうけど、
この一連の動きだけで「一歩、二歩も上を行くデキル便器」になるのは間違いない。
ポイントはとても緩やかにフタが上がったということ。
それは、「ハイ、喜んで!!」的な居酒屋のノリを連想させるような雑な動きではけしてなく、
丁寧に弧を描く緩やかで”おもてなし”を意識させるモーション。
…高級旅館のおかみさんが一礼して頭を上げるような、そんな感じだろうか。
音楽は流れるだけじゃない、選曲までできた。やるからには徹底するぬかりなさが光る。
優雅なトイレタイムを過ごし手を洗っていたら、鏡越しに緩やかに閉まるフタ。
…あまりにもの感動にため息混じりで写メをパシャリ!。
帰って調べたら、他にも多彩な機能を常備。
マイナスイオンが出るだとか卒倒しそうになった。最近の便器はあなどれないな。
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出会った便器:INAXのREGEO
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